投資基礎
損切りのルール——個人投資家が事前に決めておくべき基準
投資で退場する人の多くは、損切りができなかった人だ。損切りは感情との戦いではなく、ルールの問題だ。買う前に決める。それだけで、退場リスクは大きく下がる。
なぜ損切りが難しいのか
人は損失を確定させることを、利益を得ることより強く嫌う(プロスペクト理論)。「いずれ戻るかもしれない」という希望が、損失を拡大させる。この心理的バイアスを理解した上で、感情が介在できない仕組みをつくることが重要だ。
損切りラインの設計方法
「〇%下がったら損切り」という絶対値ルールと、「直近安値を割ったら損切り」というテクニカルルールの2種類がある。どちらが正解かは銘柄・戦略によって異なる。重要なのは「買う前に決める」こと。含み損が出てから考えるのでは遅い。
ポジションサイズと損切りの関係
損切りラインだけでなく、1トレードで失ってもいい金額(リスク許容額)を先に決めることが重要だ。たとえば総資産の2%を1回の最大損失と決めれば、損切りラインから逆算したポジションサイズが自動的に決まる。これをポジションサイジングという。
決めたルールを実行するために
ルールを決めても実行できなければ意味がない。注文時に逆指値(ストップ注文)を同時に入れる習慣をつけることが最もシンプルな解決策だ。また、損切りを実行した後に「正しかったか」を記録することで、ルールの精度が上がっていく。
損切りルールを実際にどう運用しているか。仲間と話せる場が、投資フェスにあります。
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