投資基礎

損切りのルール——個人投資家が事前に決めておくべき基準

2026.04.17 | 読了目安 6分 | 投資フェス編集部

投資で退場する人の多くは、損切りができなかった人だ。損切りは感情との戦いではなく、ルールの問題だ。買う前に決める。それだけで、退場リスクは大きく下がる。

なぜ損切りが難しいのか

人は損失を確定させることを、利益を得ることより強く嫌う(プロスペクト理論)。「いずれ戻るかもしれない」という希望が、損失を拡大させる。この心理的バイアスを理解した上で、感情が介在できない仕組みをつくることが重要だ。

損切りラインの設計方法

「〇%下がったら損切り」という絶対値ルールと、「直近安値を割ったら損切り」というテクニカルルールの2種類がある。どちらが正解かは銘柄・戦略によって異なる。重要なのは「買う前に決める」こと。含み損が出てから考えるのでは遅い。

ポジションサイズと損切りの関係

損切りラインだけでなく、1トレードで失ってもいい金額(リスク許容額)を先に決めることが重要だ。たとえば総資産の2%を1回の最大損失と決めれば、損切りラインから逆算したポジションサイズが自動的に決まる。これをポジションサイジングという。

決めたルールを実行するために

ルールを決めても実行できなければ意味がない。注文時に逆指値(ストップ注文)を同時に入れる習慣をつけることが最もシンプルな解決策だ。また、損切りを実行した後に「正しかったか」を記録することで、ルールの精度が上がっていく。

損切りルールを実際にどう運用しているか。仲間と話せる場が、投資フェスにあります。

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本コラムは情報提供を目的としており、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資判断はご自身の責任のもとで行ってください。