日本株

PER・PBR・ROEとは何か——日本株ファンダメンタルズ分析の入門

2026.04.08 | 読了目安 7分 | 投資フェス編集部

「この株は割安だ」と判断するとき、何を根拠にしているか。PER・PBR・ROE——この3つを理解するだけで、株価の妥当性を判断する基準が生まれる。ただし、数字だけを見ていても勝てない理由もある。

PERとは何か——株価の割高・割安を測る基本指標

PER(株価収益率)=株価÷1株当たり利益(EPS)。企業が1年間に稼ぐ利益の何倍の値段がついているかを示す。一般的にPERが低いほど割安とされるが、業種・成長率・市場環境によって基準は異なる。日本株の平均的なPERは15〜20倍程度だが、成長株は50倍以上になることも珍しくない。

PBRとは何か——純資産との比較

PBR(株価純資産倍率)=株価÷1株当たり純資産。1倍を下回る株は、理論上「解散価値より安い」ことを意味する。日本市場ではPBR1倍割れの企業が多く、東証もPBR改善を上場企業に要求するようになった。ただし、低PBRが必ずしも割安とは言えない点に注意が必要だ。

ROEとは何か——稼ぐ力の指標

ROE(自己資本利益率)=純利益÷自己資本×100。企業が株主から預かった資本を使ってどれだけ効率的に稼いでいるかを示す。一般的にROE10%以上が優良企業の目安とされる。PERが低くてもROEが低ければ、その低さには理由がある。

数字だけでは見えない現実

ファンダメンタルズ分析の限界は、「過去の数字」しか教えてくれない点だ。これからその企業が稼げるかどうかは、事業の中身・競合・マクロ環境を見ないとわからない。同じ数字を見ている仲間と議論することで、見えてくるものが変わる。

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本コラムは情報提供を目的としており、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資判断はご自身の責任のもとで行ってください。