為替
ドル円相場の読み方——為替が米国株・日本株に与える影響
米国株を持っているなら、為替は避けられない問題だ。円高になれば円換算の資産価値は下がり、円安になれば上がる。為替は株式投資の「もう一つのリスク」として、最低限の知識を持っておく必要がある。
ドル円の基本——円高・円安とは何か
「1ドル=150円」から「1ドル=140円」になることを円高(ドル安)という。10万ドルの米国株を持っていた場合、150円時代は1500万円だった資産が、140円では1400万円になる。円高は米国株投資家にとって不利に働く。逆に円安は有利だ。
日本株と為替の関係
日本の輸出企業(トヨタ・ソニーなど)は円安で業績が改善する傾向がある。海外売上を円換算すると多くなるためだ。逆に輸入コストが上がる企業は円安が逆風になる。日本株を見るとき、その企業のビジネスが「輸出型か輸入型か」を意識することが重要。
金利差と為替の動き
ドル円は主に日米の金利差によって動く。米国金利が高ければドル資産の魅力が増し、円を売ってドルを買う動きが強まる(円安)。FRBの金利政策と日銀の政策を合わせて見ることで、ドル円の大きな方向感が把握しやすくなる。
為替リスクへの向き合い方
為替リスクを完全に排除することはできないが、意識して管理することはできる。米国株・日本株のバランスを調整する、円建て資産と外貨建て資産の比率を考える、為替ヘッジ付きの投資信託を使う——選択肢はいくつかある。まずは自分のポートフォリオの為替エクスポージャーを把握することから始めよう。
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